2013年09月16日

ドリブルを知らない

サッカーは知っている、パスもできる。そんな小学生たちとコーチとのやり取りを観察していて、気づいたことがあった。

コンドゥクシオン[conducción](運ぶ)とレガテ[regate](突破する)とあるはずなのに、スペイン人のコーチが彼らの動作を「ドリブル」と呼んでいる。

目の前でプレイしている小学生たちのドリブルは、コンドゥクシオンでもレガテでもないということなのかな?

小学生たちのドリブルは、「運ぶ」でも「突破する」でもなく、いわば「移動する」ためのドリブル。

「ボールを運ぶ」という動作にしては、「自分が」の意識が強くて「ボールを」の意識が弱く、「突破する」というほど相手のプレッシャーがあるわけじゃない。シュートができる所までボールを蹴って移動するってな感じ。

PKのキッカーがスポットまでボールを置きに行くような、シュートするためにそれを宣言する動作に似てる。

その動作を繰り返し繰り返し行っているだけだから、とてもサッカーをしているようには見えないよな。

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2009年06月10日

2009.06.09のさっかーのーとから

6月9日火曜日

自分のサッカーは、とりかえしてから始まる。だけど、積極的にとりに行かなきゃいけないのになまけてた。だから、次は一番走ってとりに行く。

マークのしかた
(1)相手とボールを同一視できる身体の向きに気をつける
(2)チャレンジができて、裏を取られないような相手との距離を保つ
(3)ボールの移動中にできるだけ寄せる

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2005年11月01日

連続するトラップ

ドリブルもリフティングもボールタッチを連続する動作である事は同じ。

ボールが地面の上をほぼ水平方向に移動するのがドリブルで、ボールが地面と垂直方向に移動するのがリフティング。

キックで自分へのパスを連続するのがドリブルなら、トラップで自分へのパスを続けるのがリフティング、だな。

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2005年09月12日

3拍子ドリブル

3拍子でドリブルをします。

[、左、右]、[、右、左]、[、左、右](赤字が蹴り足)と、リズムに合わせ、左右の足で交互にボールを蹴ってドリブルをするだけです。

3拍子の「強、弱、弱」のうち、どの拍子(タイミング)でボールを蹴るかで、ドリブルの質が変わります。

a.[、左、右]、[、右、左]、[、左、右](強、弱、弱)…
b.[、右]、[、左]、[、右](弱、強、弱)…
c.[、左、]、[、右、]、[、左、](弱、弱、強)…

こんな感じに、足に力を入れるタイミングを変える事で、ドリブルを続けながら緩急をつけたり、フェイント動作を入れたりする事ができます。

まっすぐ転がってるボールを左右の足で蹴るには、身体がボールに対して平行に、左右に移動しなければならないのですが、この左右のStepだけでもフェイントになりますし、他のフェイントへのきっかけ作りにもなります。

きれいな3拍子を続けるためには、左右が同質のキックをし続けなければならないので、「両足で蹴る」ためのトレーニングにも最適だと思います。

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