2013年09月16日

ドリブルを知らない

サッカーは知っている、パスもできる。そんな小学生たちとコーチとのやり取りを観察していて、気づいたことがあった。

コンドゥクシオン[conducción](運ぶ)とレガテ[regate](突破する)とあるはずなのに、スペイン人のコーチが彼らの動作を「ドリブル」と呼んでいる。

目の前でプレイしている小学生たちのドリブルは、コンドゥクシオンでもレガテでもないということなのかな?

小学生たちのドリブルは、「運ぶ」でも「突破する」でもなく、いわば「移動する」ためのドリブル。

「ボールを運ぶ」という動作にしては、「自分が」の意識が強くて「ボールを」の意識が弱く、「突破する」というほど相手のプレッシャーがあるわけじゃない。シュートができる所までボールを蹴って移動するってな感じ。

PKのキッカーがスポットまでボールを置きに行くような、シュートするためにそれを宣言する動作に似てる。

その動作を繰り返し繰り返し行っているだけだから、とてもサッカーをしているようには見えないよな。

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2011年10月14日

2011.10.14/U-13

Theme:
Group defending
Keyword(s):
優先順位、仲間の為の練習
  1. Warm up

    • 基礎トレーニング
    • One-Touch Passing forward 【 2 balls 】
    • Rondo

    給水

  2. Finishing

    • Shooting circuit

    給水

  3. Group defending

    • NP + 3 vs. 3 + GK

    給水

  4. Game

    給水

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2009年02月16日

2009.02.15のさっかーのーとから

2月15日日曜日

ドリブルは、次自分がうつシュートうちやすいところにする。だから、ドリブルがへただとシュートが入らない。だから、どっちかがうまくてもいみがない。どっちも正かくにやる。

シュートが入らなかったのは、体をゴールにむけてなかったのと、外にはずさないようにうちがわにけってたから。だから次は、体をゴールにむけて、しっぱいしても同じしっぱいをくりかえさないでどんどんチャレンジする

パスをして、そのあと、パスをうまくけれただけで安心しないで、すぐ自分のばしょにもどったり、次またパスをもらえるいちにうごいたりする。

どんな時でもパスとかシュートをなまけない。だいじじゃないパスはないんだから、なんのパスも正かくにする。どうしてかというと、だいじじゃないと思った時になまけてたら、だいじな時にちゃんとけれないから。

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2009年02月09日

2009.02.08のさっかーのーとから

2月8日日曜日

パスの時、からだをのけぞってたりかがんだりしてパスしない。むりなたいせいでけってるから、へんな所にいくかもしれないし、相手や仲間が見えなくなるから。

いいパスがほしいならいいパスをする

風が強い日はボールを体の近くでドリブルする。そうすると、風にあおられてもすぐに足を出してリカバーできるから。

足をのばしてボールをけろうとしない。

シュートで仲間からパスがくるまでゆっくり走ってボールが来たら3歩ダッシュする。どうしてかというとパスをもらうタイミングを合わせるため。

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2007年06月11日

マイボール

相手チームがピッチの外に出してしまったボールを、子供たちが追いかける。
ボールに追いつくと拾い上げ、僕の元へ走ってくる。ボールの取り合いを続けながら。

「先に触った人が蹴る。一番に触った人が蹴ってイイよ」って伝えると、
残念ながら二番手だった子は引き下がり、一番の子がキックインをする。

素直だね。

ピッチの外に出さなければ、ずっとマイボールにできる。
相手に取られても、自分で取りかえせばマイボールにできる。
誰がどこに蹴ったボールでも、一番に触ればマイボールにできる。

単純だけど、サッカーってこんなものでしょ。

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2006年04月14日

トレーニングの目的

例えば「フェイント」がなんであるかを理解できていないと、フェイントが上手くできただけで満足してしまい、次の動作が完了しないまま、本来の目的に到達せずに終わってしまう。

以前は、古くからある練習メニューをそのままに「フェイント」の練習をさせてきたけど、最近はフェイントが目的ではなく過程であるという事を理解させようと考え、

フェイントだけの練習は行っていない。

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