2008年04月25日

一本足打法とアウトサイドキック

スクールの帰り道に寄り道をして覗いてくるスポーツ用品店があって、以前はここによると必ずスパイクとボールを眺めていたこどもが、野球のグラブをみたがるようになりました。

それも、一人で見に行けるのに僕をしきりに誘うんです。

「どうした?」と尋ねると、「おとうさんのグローブを買おう!」と言います。
「どうして?」の問いには「キャッチボールがしたい」とのこと。

最近は、友達と遊ぶのに忙しくて、僕が誘っても遊んでくれなかったクセに、いったいどうした風の吹き回しだって、話を聞いてみたら、

野球が面白いらしい。

変化球が投げられたとか、ランニングホームランをしたとか、サッカーの話をする時と同じ顔で楽しそうに話してくれました。

ということで、スクールで久しぶりにいいサッカーができていたご褒美にと、新しいグラブを買ってきました。僕が使うための大人用のグラブを買ってしまってもつまらないので、今こどもが使っているグラブより一回り大きいサイズのものを購入しました。

前回は左投げ用でしたが、今回は右投げ用。右投げと右打ちにチャレンジする事を約束して、こどもに与え、僕と遊ぶ時には僕が使用する事にしました。

続きを読む »

2007年04月13日

歩く過程で蹴る

ドリブルは、歩いたり走ったりする動作そのままに、その過程でボールを進行方向へ蹴り出し続けるのだが、

この練習は、ゴールポストの間隔ほどに離れ、並んで歩きながら、蹴る事を意識しない自然な歩く動作の過程で、横を歩く仲間にパスをする。

どちらも、ボールを蹴る事を意識しない動作の中でちゃんとボールを蹴るというところがミソ。

3拍子ドリブルではをするために、タメをつくったりする事はあるが、踏み込む事はしない。というより、踏み込んで蹴る事はできない。

この横パスの練習でも同様に、踏み込む事はない。

続きを読む »

2007年04月12日

またフォームが崩れた

今日はこどもと一緒に走る事はやめにして、球蹴りをした。
わざと草ぼうぼうで凸凹の広場を選んで夕闇の中、しっかりとボールを蹴る事を意識したトレーニングのつもりだった。

陽が沈んでしまう前の明るいうちは、体が暖まらずに動作が固かった。
身体が硬い上に、不慣れな地面なもので、おっかなびっくりボールを蹴っている。

インフロントで蹴るつもりがつま先に引っかかり、かえって痛い思いをする。
インサイドキックもボールの芯をミートできず、おかしな回転になる。

やっと身体が動き始めた頃には、銀色のボールがほとんど見えなくなっていた。
インフロントで蹴る球が、ちょうどいい高さまで上がるようになった。
だけど、インサイドキックがまだおかしい。

「おとうさんのインサイドキック、どこかおかしくない?」ってこどもに尋ねても、全く反応無し。

続きを読む »

2006年07月24日

二人でインサイドキック

二人向き合って、インサイドキックの練習をする。
この方法には、多くの欠点がありますね。

s1.相手はいつも同じ所にいる。
1.だから、いつも相手がいるところに蹴る。
2.だから、いつも同じ強さで蹴る。
3.だから、いつも自分のタイミングで蹴る。

蹴ることだけに集中できるというメリットはあるのかもしれませんが、機械じゃあるまいし、同じ作業を、考えることもなくただ繰り返すだけでは、意味がないように感じます。

こんな状況、試合中には絶対にあり得ませんし、この練習には、サッカーの楽しみがありません。

続きを読む »

2005年08月29日

「気を付け」の姿勢から蹴ってみる

「気を付け」の姿勢からインサイドキックのフォームをしてみてください。

最初の動作で、蹴り脚を後方へ引いた人と、立ち脚を前方へ出した人に分けられるはずです。

うちのこどもの場合、蹴り脚を後方へ引き、身体が蹴り脚側に開いた半身になっていました。

原因はいくつか考えられますが、ひとつは、トラップでボールを足元に止めてしまうために、蹴る時にはどうしても蹴り脚を後方へ引く必要があり、そのためにこんなフォームになってしまったと考えました。

僕の場合、「一歩前へ」の動作で、立ち脚だけを前へ出します。
この時に、身体は正面を向いたままで、半身にはなりません。

続きを読む »

2005年08月06日

ゆっくり蹴ってみる

重心の位置では、インサイドキックを苦手とする人が、「いち、に」のリズムでボールを蹴っていると書いたけど、じゃあ、どんなリズムで蹴ればいいのか?

僕は子どもに「いち」(正確には、「いーち」)で蹴りなさいと教えている。

続きを読む »

2004年12月04日

踏み込む力が蹴る力になる

球威のある球を蹴るための要素にはもう一つ「スピード」があるんだけど、
これは前に書いた踏み込む「力」と合わせて「瞬発力」といった方が解りやすいと思う。

踏み込んだ時の瞬発力を、高く跳ぶためにでも遠くへ跳ぶためにでもなく、
移動するスピードを生むために注ぎ込む、
走り幅跳びよりも短距離のスタートを想像してもらえば解ってもらえるだろうか。

続きを読む »