2007年12月21日

調整する能力を養うもの

コオーディネーション(コーディネーション)・トレーニングは、単純なドリル・トレーニングではないんですよね。

今、僕の知りたいこと」にコメントいただいた、

コオーディネーショントレーニングを体系づける試みは、たくさんあるのですが、そのモデルが独り歩きし、反復(固定)的に練習されるようになると、その途端、狙っている部分から逸脱してしまいますよね。

体系化と脱構築の配合が難しいです。

という、U.K. さんの言葉を思い出します。

僕は、を、「調整する能力を引き出し、養うもの」だと考えます。

だから、ある動作や技術を「教え込ませるためのもの」とは違うと認識しています。

また、サッカーのCoordination Trainingである以上、サッカーの目的にあったトレーニングであるべきだと思います。

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2007年09月22日

2007.09.22の練習メニューから

THEME: Touch

KEYWORD: 正確に、やさしく

  1. Stretching & Warming Up
    • ワンバウンド・リフティング
    • 歩きながらワンバウンド・リフティング
    • 歩きながらワンバウンド・リフティング~ボール交換
    給水
  2. Pass & Control【三人一組で】【Meet the ball】【Kick and Move】
      • パス~ムーブ
      • コントロール~パス~ムーブ
        インサイドでコントロール、インサイドでパス
        インサイドでコントロール、アウトサイドでパス
        アウトサイドでコントロール、アウトサイドでパス
    給水
    • 縦一列 コントロール~ターン~パス
    給水
    • 三角形でワンタッチパス
    • 三角形でコントロール~パス
    • 三角形でコントロール~パス~ムーブ
    給水
  3. Dribble
    • 自由にドリブル
    • Dribble【左右、足裏、スキップ、ケンケン
    • ドリブル~方向転換
      インサイドカット、アウトサイドカット、ダブルカット、ツイストオフ
    • ドリブル~ストップアンドスタート
      ステップオン、プルプッシュ、ステップキック
    給水
  4. Dribble(Feint)
    給水
  5. 1v1【左右フランクとゴール前の3つのオーガナイズで】
    給水
  6. Mini game【ゴール無し、ゲートゴールのパスゲーム】
    給水

+ 8 vs. 8

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2006年01月23日

リフティングでダイエット?

何か参考になるものはないかなと思って、いつものように「リフティング 骨盤」で検索

こんなキーワードで検索しても、ヒットするのは相変わらず美容やダイエット関連のページばかり。

そのなかに、発掘!あるある大事典2『細胞から若返るスペシャル』があったので、読んでみました。

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2006年01月21日

足で蹴らない

こどものリフティングを観察していると、足だけでボールを操作しようとして苦労しているように見えます。これは、ボール・リフティングの時だけではなく、地面にあるボールを操作する時も同様でした。

いつもはそうでなくても、プレッシャーがあると足だけの操作になってしまいます。「かたくなっている」と言う表現がピッタリなのですが、単純に「身体が硬い」わけでは無さそうです。

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2006年01月16日

あたらしいれんしゅう

「あたらしいれんしゅうをかんがえました」

こどもが、ボールを持って僕の部屋にきました。
「何の練習?」と尋ねると、リフティングの練習だと言います。

「みてて。こうやってボールをもって、めをつぶって、ボールがあしのどこに当たっているか、たしかめるの」と言いながら、目をつぶり、腿をあげ、同時に両手で持ったボールをあげた腿に当てています。

「こうすると、どこでけったらいいのかがわかるんだ」と言います。

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2005年12月30日

PUMA TOURADA(トゥラーダ) 5号球

PUMA TOURADA(トゥラーダ) 5号球PUMA TOURADA(トゥラーダ) 5号球
■カラー:ホワイト×ブラック×ペールゴールド
■JFA検定球
■FIFA INDPECTED
全国高校サッカー選手権大会公式試合球
ゴルフボールのようなディンプル状の表皮を用いることにより、
弾道の一貫性と飛距離を向上

今年の春頃、こどもにこれの4号球を買ってあげたのですが、
このボールはお薦めです。

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2005年11月22日

何を得るのか?

毎週一回、たった一回しかできない親子練習のメニューの中で、CoordinationTrainingの一つという位置づけをして、ボールリフティングを行ってきた。

だけど、始めたばかりの練習、覚えたての技術という事もあり、こどものボールリフティングは、まだ練習になっていない。

ワンバウンド・リフティングでは、ボールの後を追いかけながら蹴り上げては一休み、ノーバウンドで挑戦しても、ほんの数回ただ足に当てて蹴り上げはするものの、最後は蹴り損ねたボールの後を追いかけて一休み。

この「一休み」は、ただ闇雲にボールを蹴り上げ続けるのではなく、ボールをどうしたいのか?そして、その後で何をするのか?を、イメージしてから始めるために、僕がこどもに指示した事。

ボールに追従して動かされるのではなく、ボールをコントロールしなければサッカーにはならないからね。

だから、現状のこどもの練習として考えるのであれば、この「一休み」をしないのなら、ボールリフティングなんてしないい方がイイ。

また、僕の場合、あらかじめ設定してある目標を達成するか、それに代わる何かを得られるまで一つの練習を終える事はしない。

そんなこんなで、このボールリフティングのために、30分近くの多くの時間を費やしている。

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2005年11月15日

ワンバウンドリフティング

少年サッカー指導コラムにもあるように、ボールリフティングをマスターしようとしている子どもにとって、ボールを「落とさないように」というのは、大きなプレッシャーになります。

リフティングでは、ボールと対話をしながら、どの部分で、どのくらいの強さで、どこに蹴り上げて、どこに落とすか、などを自ら工夫することで、この感覚を身に付ける事が大切なんです。

リフティングは連続するトラップです。

トラップは、次の動作をする自分に対するパスですから、自分の間合いの中にボールを置く事ができていれば、地面に置きにいったほうが良いはずです。

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2005年11月03日

けん玉のコツ

「けん玉」って、サッカーのボールリフティングに似てる。

以前から、「似てるなあ」って思っていたけど、ボールリフティングの動作について、あれこれ考えていたら、けん玉が頭から離れなくなってしまった。

ずいぶんと前に、けん玉検定で「級」を持つ子が、「けん玉のコツは、正しく持つ事と膝を使う事」って教えてくれたけど、確かに彼の言うとおりだった。

ボールリフティングも、姿勢と膝の使い方がコツだと思う。
「低くまっすぐに球(玉)を上げる」ってのも、双方に共通するコツだね。

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2005年11月02日

次の動作

トラップは、ボールを捕らえて、次の動作をする自分へパスをする事だから、次の動作をする自分をイメージできていないといけない。

連続するトラップだとするリフティングの場合は、次の動作もトラップなんだから、イメージするのは簡単。

今自分が立っている場所で、何回もリフティングを続けていたいのなら、いつも同じ場所にトラップでパスをし続ければいい。

だから、いつも同じ場所でボールにタッチする事が大事なんじゃないかな。

極端な言い方をすれば、ボールを何処に蹴り上げるのかなんて事は意識しなくても良くて、何処に落とすか、何処に置くかを意識するべきなんだと思う。

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