2009年08月05日

砂の上を走る

練習の時は一生懸命に走るくせに、試合の時にはどうして走らないんだろう?

そんな訳ないよなぁって、不思議に思っていたんだけど、前日に雨が降って湿ったままのグラウンドを走ってみてよく分かった。

それはまるで、海岸の砂の上を走っているようだった。
そういえば、「走り出す時に滑る」グラウンドだって言ってたっけ。

足首を突っ張った状態にして、つま先だけで蹴って走ろうとすると、深い砂のようなグラウンドにつま先が食い込んで力が吸収されてしまう。

身体が前に進んでくれない。
これじゃ、走りたくっても走れないよな。

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2007年12月19日

蹴り抜ける理由

」で検索してみると、怪我のことばかり。

大腿四頭筋が「ブレーキ」でハムストリングスが「推進力」ってなことを、以前どこかで読んだ気がして調べてみると、「高岡 英夫」という名前を見つけた。

「走る トレーニング」をキーワードにして探しだし、 先日図書館から借りてきた本の中に、偶然にも高岡さんの著書「身体づかいの常識革命!」があったので読んでみると、

大腿四頭筋は身体にブレーキをかける筋肉ですから、ここを使うと蹴りのキレが悪くなりコントロール能力がどんどん下がることにもなります。 また、軸足を踏み込む時にも、前へ1歩、2歩、踏み込んで蹴ろうという動きにブレーキをかけることになり、腰を後ろに残してしまいます。

と、また

前ももの大腿四頭筋がブレーキ筋なら、アクセル筋はもも裏にあるハムストリングス(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)です。【中略】 大腰筋をムチのようにしなやかに使ってければ、足が地面をはうような動きをするため、結果、蹴られたボールも地面をはうような軌道になります。

とも書かれていた。

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2007年12月18日

大腿二頭筋が気になる

最近は、歩く過程で蹴るを意識したドリルトレーニングをこどもにやらせている。

踏込めないって書いた時には気づかなかったことだけど、
「踏み込めない」のではなかったんだと、最近になって気づいたから。

踏み込んで、踏み込んだ脚で身体を支えようとするから、
踏み込んだ力を身体を支えている脚で止めてしまおうとするから、
だから、蹴れなくなっていたんだと思う。

だとすると、こどものキック・フォームが崩れたのも、
「踏み込む」を意識しすぎていたからなんだろうな。

四本の脚で蹴るって書いた時には、
ランニングばかりやっていたらダメなのかな?って疑問に思ったんだ。
走るトレーニングでどこか変わっちゃったのかなって、真剣に考えた。

だから、スロートレーニングに書いたように、筋トレの内容を見直してみたんだ。

だからなのかな?最近はキック・フォームが安定している。

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2007年04月13日

歩く過程で蹴る

ドリブルは、歩いたり走ったりする動作そのままに、その過程でボールを進行方向へ蹴り出し続けるのだが、

この練習は、ゴールポストの間隔ほどに離れ、並んで歩きながら、蹴る事を意識しない自然な歩く動作の過程で、横を歩く仲間にパスをする。

どちらも、ボールを蹴る事を意識しない動作の中でちゃんとボールを蹴るというところがミソ。

3拍子ドリブルではをするために、タメをつくったりする事はあるが、踏み込む事はしない。というより、踏み込んで蹴る事はできない。

この横パスの練習でも同様に、踏み込む事はない。

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2004年12月04日

踏み込む力が蹴る力になる

球威のある球を蹴るための要素にはもう一つ「スピード」があるんだけど、
これは前に書いた踏み込む「力」と合わせて「瞬発力」といった方が解りやすいと思う。

踏み込んだ時の瞬発力を、高く跳ぶためにでも遠くへ跳ぶためにでもなく、
移動するスピードを生むために注ぎ込む、
走り幅跳びよりも短距離のスタートを想像してもらえば解ってもらえるだろうか。

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2004年12月03日

踏み込んだ時の力

ボールを追って地面から離れている足は、どこにいつ着地するのか?
これは、まずどのくらいの球威の球を蹴るのかで決まり、

球威は踏み込む際の力加減で決まるから、
どこにいつ着地するかは踏み込みの加減で決まる。

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