2007年12月21日

調整する能力を養うもの

コオーディネーション(コーディネーション)・トレーニングは、単純なドリル・トレーニングではないんですよね。

今、僕の知りたいこと」にコメントいただいた、

コオーディネーショントレーニングを体系づける試みは、たくさんあるのですが、そのモデルが独り歩きし、反復(固定)的に練習されるようになると、その途端、狙っている部分から逸脱してしまいますよね。

体系化と脱構築の配合が難しいです。

という、U.K. さんの言葉を思い出します。

僕は、を、「調整する能力を引き出し、養うもの」だと考えます。

だから、ある動作や技術を「教え込ませるためのもの」とは違うと認識しています。

また、サッカーのCoordination Trainingである以上、サッカーの目的にあったトレーニングであるべきだと思います。

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2006年04月18日

ランニング・コーチ

サッカーは、確かにボールを蹴る事ができないと始まらないスポーツだけど、フィールドに22人の選手がいても、ボールを蹴る事ができるのはたった一人だけ。

ボールを蹴る事ができる選手にしたって、ボールに触っている時間は多くてもほんの数分だけで、あとの時間のほとんどは歩いているか、走っているかということになる。

大雑把に言って、競技時間のうちの半分以上の時間は走っている事になるんじゃないかな。

だとしたら、サッカーは走るスポーツのはずでしょ。

しかも、サッカーの走り方は、その選手のポジションによって違うだろうし、戦い方によっても違うはず。

シュートをする時の走り方、ドリブルの時の走り方、相手をマークしている時の走り方、インターセプトをする時の走り方、もっとあるけど、それぞれが違うはずだし、それは陸上選手や他の競技の走り方とも違うはず。

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2006年03月05日

落ち込んだけど、諦めない

正直言って、もう少し動くことができると思っていた。
先週も、筋肉痛がひどくなかったので、筋力的には大丈夫なのかなと思っていた。

だけど、体が思うように動かない。情けない

今まで動けていたと思っていただけなのかな。

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2006年02月05日

フープ

U.K. BLOG

これって、サッカーのトレーニングになるんじゃないかな。 股関節の内転運動の強化と、ステップ動作などのリズム化のコオーディネーションの練習になりそうだ。

という言葉に惹かれて、親子で試してみました。

昨日は、脚が痛いという理由でサッカーの練習を早じまいした都合で、僕だけがトライ。

校庭開放用のフープを借りて、こどもにデモンストレーションしてみせるつもりでしたが、これは意外に難しい。

フープがもう少し重かったら、なんて言訳も考えてはみましたが…

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2006年02月01日

強化とコンディショニングのイメージ

スポーツジムのトレーナーが作ってくれるトレーニングメニューに飽きてしまって、自分でメニューを作るようになってから、20年近く経つんだ。

最初のうちはただ闇雲に筋肉を大きくして、かえって動きが悪くなってしまったり。
なんの知識もなく、プロテインなんか飲んで思いっきり太ってしまったり。

自分の身体で失敗を体験して、今のメニューに行き着いたんだけど、内容はほとんど10年程前のものと変っていない。

瞬発力も欲しいし、持久力も欲しい。パワーだってあった方がイイ。
上半身も下半身も鍛えておかなくっちゃ...と、ずいぶんと欲張りなメニューだった。

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2006年01月27日

Gボール

Technical news Vol.11のp.49「キッズドリル紹介 Gボールを使っての楽しい動きづくり」で、Gボールを使ったトレーニングが紹介されていました。

僕もジムでは必ずこのボールを使って、バランス感覚のトレーニングをしています。
感覚というとアバウトな感じがしますが、体幹を操作するトレーニングです。

ボールの上に座り、両足を床から離してバランスをとります。
ボールの上で少しずつ跳ねながら、おしりが安定するポイントを探すといいでしょう。

骨盤のあたりを前後左右に動かしたり、回したりできるようになればたいしたものです。
ただ座っているだけでは面白くありませんから、ボールに座って動いてみましょう。
片足だけ上げてみたり、腕や肩を動かしてみたりするとだんだん面白くなってきますよ。

以前は、マシンやウエイトを使って腹筋や背筋のトレーニングをしていましたが、いまはこのボールを使ったエクササイズで充分だと思っています。

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2006年01月26日

竹馬で蹴る

竹馬でボールを蹴る時は、どうするんだろう?

竹馬でサッカーができるような子供達なんだから、
当然、片足立ちなんかは簡単にできるんだろうけど、

どうしたら蹴り脚を振ることができるんだろう?

立ち脚側を回転の軸にして、扉を閉めるようにして蹴り脚を振るのかな?
竹馬の棒の部分を足の指で挟むことができれば、テコの原理で蹴ることもできそうだな。
「妖怪ぬりかべ」がインサイドキック??にも、同じことを書いたけど、

動きながら蹴るんだったら、
やっぱり、躓きながら蹴るのが一番いいんじゃないだろうか?
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2006年01月25日

竹馬でサッカー

こどもが体育の授業で「竹馬」をするというので、「竹馬」でサッカーはできるのかな?と思いました。

すぐにをしてみたら、やっぱりありました。
東京の区立大杉東小学校では、竹馬で運動会を行い、その中でサッカーもしているそうです。
竹馬は、自分達で作るんですね。(いいなぁ、うらやましいぞ)

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2006年01月23日

リフティングでダイエット?

何か参考になるものはないかなと思って、いつものように「リフティング 骨盤」で検索

こんなキーワードで検索しても、ヒットするのは相変わらず美容やダイエット関連のページばかり。

そのなかに、発掘!あるある大事典2『細胞から若返るスペシャル』があったので、読んでみました。

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2005年12月29日

ボール以前に必要なもの

その一)つづき
選手達が何を苦手としているのかは、見れば分ります。
極端な言い方をすれば、「脚だけを操作するのは上手」ということです。

正しい言い方ではないと思いますが、上半身は脚と連動していません。
もっと言えば、左右のバランスさえとれていません。

これは、得意な脚だけを巧みに動かしてボールを操作することだけをやってきたからでしょうか?

サッカーだけを一生懸命やってきたからなのでしょうか?(それでは悲しすぎます。

サッカーの指導者が、練習の中にコーディネーション・トレーニングを取り入れてさえいれば、
それだけで解決できたことなのでしょうか?

サッカーには何か足りないものがあるのでしょうか?

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