2004年12月28日
2004年12月21日
苦手な足
ついこないだ歩き始めたばかりだというのに球蹴りを始めてしまった彼も、左利きでした。
彼は二歳の時から、僕とサッカーをしています。
最初は転びそうになりながらも、彼は両足でドリブルをしていました。
ドリブルをしていたというより、
歩きながら足にボールを当てていたというのが正しいでしょう。
それこそ右も左もわからない子供でしたから、
僕がキックを教えるときは「みぎ、ひだり」なんて言葉を使った事はありませんでした。
「次は反対側に足で蹴ってごらん」、ただこれを続けるだけでした。
左利きだったのに
その子は生まれつき左利きでしたが、「日常生活に不便だろう」という考えから、右利きに矯正されました。
彼は小学生になってサッカーを始めましたが、左足には苦手意識があり、思うように蹴るには苦労している様子です。
正直言って、右足でも左足でもさほど差は無く、どちらもあまり上手ではないのですが、右足で蹴るのを優先して練習してしまっているようです。
2004年12月14日
習慣とはなんだ?
「習慣」とは広辞苑(岩波書店)によると、
後天的に身につけた行動方法で、比較的固定して、少ない努力で反復できるもの。
狭義には、特に知識に関係したものを 記憶と 呼んで、運動に関係したものだけを習慣という。
とあり、また
…(略)、外部の影響によって変化を生じ、これに対する感受性を失う事。
とあった。
ただ、試しにと思って辞書検索のサイトでも調べてみると、
繰り返し行うこと。
とも記載されていた。
2004年12月13日
2004年12月11日
指示の必要性
待っているというより、指示がないと練習すらできません。
また、指示どおりにできないと怒鳴られたり叱られたりするのでは、
選手はどんどん小さくなっていきます。
練習中に指示がないと動けないような選手は、
試合中に監督の指示なしに動けるはずがありませんから、
監督は指示をし続けなければならなくなります。
2004年12月10日
踵から着地する~これって二軸動作?
- サッカー批評 (Issue24(2004))
- 出版社: 双葉社
- 発売日: 2004/09
立ち足が踵から着地するのは、「踏み込む力が蹴る力になる」で書いたとおりで、
立ち足が着地した瞬間、この力が地面に吸収されてしまわないように、
立ち足の足首と膝、それから腰を柔軟に使って保存するためなんだけど、
今買ってきたばかりのサッカー批評 (Issue24(2004))の
82ページから書かれている「二軸動作での走法」を読んで気がついた。
取られたら取り返す
確かにサッカーの本質は、「ボールをゲットして、ゴールをゲットする事」。
だけど、これだけを言い聞かせても子供には理解できないし、教えた事にはならない。
子供にしてみれば、「なにをいまさら…」としか思ってもらえない。
普通のインサイドキック
僕の記事を読んでくれた人が、「『僕の考えるインサイドキック』って、普通のインサイドキックじゃありませんか?」
と言ってくれたので、嬉しく思いながらもすかさず、
「じゃあ、チャンピオンズリーグの試合を観て、同じように蹴っている選手がいたら教えて」
と答えたところ、彼は律儀に試合をテレビで観てくれたそうです。
そして一言、「インサイドキックって、何種類あるの?」。
2004年12月09日
単純に考える~子供達の場合
サッカーを始めたばかりの子供達の場合、「相手も味方も近くにいる」っていうのは、よくある事。
この「団子状態」、子供達にとっても、心地いいものじゃないはず。
では、彼等はどうやってこれを解決しているのか?
ボールを持ったら一気に相手のゴールまでドリブルをする。
スピードで、相手も味方も置き去りにして自分のスペースを作ろうとする。
この調子でゴールを量産していたこどもが、ある日ドリブルする向きを変えた。
ボールを持つと、自陣のゴール方向へ、タッチライン方向へとドリブルを始めた。