ボールの軌道
ボールの軌道は、どうなっているんだろう?
テニス教室では、ラケットを使ってドリブルをしていた。ボールを転がして、サッカーのドリブルのような練習をする教室もあるようだけど、テレビでは、バスケットボールのドリブルのようにラケットでボールを突いていた。
テニスボールは常にコート上の同じ場所一点でバウンドし、垂直方向に同一線上を移動していた。
ゴルフ選手のリフティングも、ボールは常に同一線上を短い距離で移動していた。
ボールの軌道は、どうなっているんだろう?
テニス教室では、ラケットを使ってドリブルをしていた。ボールを転がして、サッカーのドリブルのような練習をする教室もあるようだけど、テレビでは、バスケットボールのドリブルのようにラケットでボールを突いていた。
テニスボールは常にコート上の同じ場所一点でバウンドし、垂直方向に同一線上を移動していた。
ゴルフ選手のリフティングも、ボールは常に同一線上を短い距離で移動していた。
リフティングを調べてみたら、テニスやバドミントン、ゴルフなんかでも、その上達法の一つとして紹介されている。
リフティングは回数ではなく、
ボールを回転させないようにしっかりと芯を捉えているか、
両足を使えるか、バランスは良いかなどを見ました。
と、Technical news Vol.9のp.15、JFAアカデミー福島の経過報告に書かれていました。
リフティングが、キックやトラップのようなサッカーの基本技術の一つであると誤解されているようだけど、
間違えて欲しくないのは、リフティングは識別・変換能力のコーディネーション・トレーニングで、あくまでもトレーニング・メニューのひとつだという事。
また、日本ではリフティングと言うけど、よその国ではジャグリング( juggling )と呼ばれている。
ちなみに、ジャグリングとは大道芸人が見せてくれる「曲芸」のこと。
簡単に言ってしまえば、「お手玉」。
地面に転がってるボールを「持ち上げる」動作を、「リフト」と言うけど、このへんからリフティングなんて呼ばれるようになっちゃったんじゃないかな。
「日本人はリフティングはうまいけど試合で大切な基本が」ってあるけど、僕もそう思う。
「 日本人の俗にいう"上手い"っていうのは華やかで、何かおしゃれな技をできる人らしいね」って部分は特にね。
こういった、日本人特有の勘違いは今始まった訳じゃない。
サッカースクールでも、トラップやパスを教える時間をわざわざ割いてまで、リフティングを教えているところまであるからね。
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