踵から着地する~これって二軸動作?
- サッカー批評 (Issue24(2004))
- 出版社: 双葉社
- 発売日: 2004/09
立ち足が踵から着地するのは、「踏み込む力が蹴る力になる」で書いたとおりで、
立ち足が着地した瞬間、この力が地面に吸収されてしまわないように、
立ち足の足首と膝、それから腰を柔軟に使って保存するためなんだけど、
今買ってきたばかりのサッカー批評 (Issue24(2004))の
82ページから書かれている「二軸動作での走法」を読んで気がついた。
立ち足が踵から着地するのは、「踏み込む力が蹴る力になる」で書いたとおりで、
立ち足が着地した瞬間、この力が地面に吸収されてしまわないように、
立ち足の足首と膝、それから腰を柔軟に使って保存するためなんだけど、
今買ってきたばかりのサッカー批評 (Issue24(2004))の
82ページから書かれている「二軸動作での走法」を読んで気がついた。
僕の記事を読んでくれた人が、「『僕の考えるインサイドキック』って、普通のインサイドキックじゃありませんか?」
と言ってくれたので、嬉しく思いながらもすかさず、
「じゃあ、チャンピオンズリーグの試合を観て、同じように蹴っている選手がいたら教えて」
と答えたところ、彼は律儀に試合をテレビで観てくれたそうです。
そして一言、「インサイドキックって、何種類あるの?」。
球威のある球を蹴るための要素にはもう一つ「スピード」があるんだけど、
これは前に書いた踏み込む「力」と合わせて「瞬発力」といった方が解りやすいと思う。
踏み込んだ時の瞬発力を、高く跳ぶためにでも遠くへ跳ぶためにでもなく、
移動するスピードを生むために注ぎ込む、
走り幅跳びよりも短距離のスタートを想像してもらえば解ってもらえるだろうか。
ボールを追って地面から離れている足は、どこにいつ着地するのか?
これは、まずどのくらいの球威の球を蹴るのかで決まり、
球威は踏み込む際の力加減で決まるから、
どこにいつ着地するかは踏み込みの加減で決まる。
子供にサッカーを、特に蹴り方を教える時に気づく事だけど、彼等はボールを蹴る事つまり蹴り足だけを意識してしまうから、
蹴り足だけがボールを追いかけている。
ボールを正面から受けられる場合はあまり問題はないが、受ける球が左右に振れてしまうと大きく股を開いて蹴り足がボールを追いかける事になる。
これでは、インサイドキックはきちんとできない。
だから、立ち足でボールを追いかける事を最初に覚えさせる。
インサイドキックが、足のどこでボールを蹴る事かを敢えて説明する必要はないはず。
上手なインサイドキックができない人でも、インサイドにボールを当てる事はできると思う。
じゃあ、なんで上手に蹴る事ができる人とそうでない人がいるのだろうか?
実は、ボールを蹴る以前に大事な事がある。
J-リーグの日本人選手のプレイを見ていて気になっている事があります。
インサイドキックの上手な選手が少ない事です。
J-リーグ発足当時は、プロができたばかりだから仕方ないのかなってな感じで見ていましたが、最近の選手達を見ても代表クラスの選手でさえ相変わらずで、これは大変な事だと感じます。
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