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2005年03月08日

リフレッシュ研修会へ行ってきました。

研修会の講義の冒頭で、あるチームの監督さんの講演を話題に取りあげていました。
自分の監督人生を顧みて「…サッカーを教えた事がない」と言われたそうです。

料理人は弟子達に料理を教えないもので、「料理は盗むもの」だと言われます。

僕は料理が好きで、山登りをしたりキャンプへ行ったりしたときにも料理をしますが、教えてもらったり、レシピを見ながらつくる料理は、全部の材料が揃っていないと美味しくつくる事ができません。

ところが、料理番組などを見て「これを作ってみたいな」と思い憶えていた料理などは、たとえ材料や調味料についてうるおぼえだったとしても、意外においしく作れてしまいますし、その料理の基本を応用して、別の料理に仕立てる事もできてしまいます。

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2005年03月16日

0歳からの教育&4歳からの学習

0歳からの教育&4歳からの学習 (TBSブリタニカムック)

0歳からの教育&4歳からの学習
出版社: 阪急コミュニケーションズ
発売日: 1998/11

親になったばかりで、子供の事をなんにも知らなかった時に出会い、
子供を育てていく過程での「ものさし」になってくれた本。

子供に過度の期待をせず、子供らしく育てたかった僕にとって、
「これぐらいでいいんだな」って、この本を読むと安心できた。

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2005年03月22日

上手な先生

練習の合間に、見よう見まねで覚えたというフェイントを見せてくれた。
大まかな動作はできているんだけど、インチキな部分がある。

「そうじゃないだろ」と、正しいフォームを教えてあげると、反対側の脚は、すぐに正しいフォームをマスターしたのに、本来利き脚のはずの脚が、どうしても上手く動かない。

おそらく、利き脚のほうだけで何度も繰り返し練習したのだろう。
おぼえて間もないはずのインチキなフェイントが、悪い癖になって身に付いてしまっている。

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2005年04月01日

やわらかな音楽教育

やわらかな音楽教育

やわらかな音楽教育
著者: 寺西 春雄
出版社: 春秋社
発売日: 1993/04

リトミックやソルフェージュなどを題材にした、
子供のための音楽教育教材を企画していた時に見つけた本です。

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2005年04月25日

全体を観る

フットサルのコートサイズでミニゲームをすると、攻撃の時には一番前に、守備の時には一番後ろにポジショニングするこども。
ボールの近くにいたら、もっとボールに触るチャンスがあるのになと思うんだけどね。

面白いのは、他の子の対応の仕方。
こどもがゴール前にいれば、いつの間にかマークしてくる相手がいる。

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2005年06月03日

偶然に訪れる「きっかけ」

ボールを足下に止め、二三歩後方へステップしてからキック。
子どもがシュートする際に、こんな動作をしたのは初めてだった。

疑問に思い、スクールの練習の後で子どもに尋ねてみたところ、

「みんながやっていたから…」という返事が返ってきた。やっぱり…

このトレーニングの中盤頃から、いつの間にかみんながこの悪い動作をしていた。

当然、誰かが意識的に始めた訳じゃない。
最初にコーチの見せてくれた手本も正しかった。

だけど、
子ども達の誰かが、この誤った動作をしてしまった。
誰もこの動作を注意しなかった。
みんなが真似をした。

「きっかけ」を逃してしまったんだね、きっと。
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2005年06月06日

僕にできること

最近は、僕以外の人にサッカーを教わることが多くなった子ども。

ずっと二人っきりでやってきた球蹴りも、変わりつつあります。

こうなることを見越して、
去年は暖かい季節の間だけ、一緒にプールへ通いました。

子どもの頃のトラウマで、30歳になっても水が怖かった僕ですから、
子どもと水遊びをするときは、人一倍気を遣います。

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2005年06月07日

「楽しさ」を知るきっかけ

「楽しい」ってなんだろう?
痛烈に考えさせられることがあったので、誰かの意見を聞きたいと思っていたその日、同じようなことを考えている仲間をみつけました。

芋を洗う猿 百匹目の猿」と同じ現象でしょうか?(この件は、後程...)

おやじのふっとぼーる日記:明日のために その308(?)と、
SOCCER NOTE No.96:5月30日のトレーニングです。

お二方の記事を読んでコメントをさせていただきましたが、その後もまだ考えています。

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2005年07月14日

かんがえろ

たった一言、「かんがえろ」って指導者が言っているけど、いったい何を考えればいいんだ?

僕が子どもの立場だったら、「なにをですか?」って返答をして、きっとこの指導者に嫌われていることだろうな。

ミニゲームの最中、スローインの場面で「かんがえろ」だって...
いったい誰に向かって言っているんだろ?

ゲームをしている子ども達みんなに言っているんだとしたら、ずいぶんと省エネなコーチングだよね。

こんな事だから、
投げる選手は投げることだけを、
受ける選手は受けることだけを、
考えてしまうんだろうな。

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2005年08月23日

クリエイティブな選手

僕は、クリエイターなんて呼ばれる人たちと仕事をしてきた。
僕にとって、「クリエイター」ってのは、無から有を創る人のこと。

なかには、途中までを誰かが創ってくれないと何も作れない人や、
誰かの作品をパクって作り上げてしまう奴までいたけど、
僕はそれをクリエイティブとは言わない。

クリエイターは勉強熱心、というより好奇心が旺盛。
知らないとできないんだから、調べる事や学ぶ事を勉強だなんて思っていない。

なんでも自分への刺激にして楽しんでいるようにみえる。
きっと「たのしい」を創ってしまうんだろうな。

クリエイターには必ず、創りたいものがある。
そして、それは自分でなければ創り出せないものだと信じている。

創る自信はあるけど、自信を持つための努力をしている。
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