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2006年09月17日

解説者のレベル

たまたまテレビでシンクロナイズドスイミングの放送を観ていて、解説者(元コーチ?)のコメントがとても適切で厳格、そして解りやすいと思った。

そういえば、水泳でも柔道でも体操競技でも、日本が得意としているスポーツの解説者は、このあたりが共通している。

競技そのもののレベルが高いから、元競技者としての誇りがあるから、下手な解説をする訳にはいかない。だから、解説のレベルが高い。

身内だからと言って、曖昧なコメントをする事はないし、駄目なら駄目なところを解りやすく指摘してくれるから、なるほど、そういうものなんだと、本質を理解することができる。

解説のレベルが高ければ、競技自体のレベルも上がるんだ。

それに比べて、サッカーの解説者たちときたら、プレイをしているのは自分の身内で、もしかすると来週にはそのチームの関係者になっているかもしれない、なんてソロバンを弾いているからか、

厳しい事は言わないし、曖昧な表現が多い。

「枠には行かなかったけど、良いシュートでしたね」とか、
「あのファールは仕方がない」とか、バカな事を平気で言ってのける。

解説者のくせに観戦者になってしまって、贔屓の選手だけを応援してみたり、「あー」だの「おー」だの訳のわからない言葉を発しているだけの輩までいる。

たとえば、サッカーをテレビで観戦しているのは、

サッカーを始めたばかりの子供かもしれない、
子供と一緒にサッカーを始めた親かもしれない、

日本のサッカー解説は、そんな人たちを無視している。

もしそれが日本のサッカー少年団の子供達なら、
コーチの話を聞いている時間より、サッカー解説の話を聞いている時間のほうが長いかもしれない。

サッカーの本を読んでいる時間より、サッカーを観ている時間のほうが長いはずだ。

テレビの中で、無責任に発せられたコメントは、きっと訂正される事はない。
誤った知識や感性を、子供達に刷り込んでしまう事になる。

現役を辞めて、コーチになるまでの間、監督をクビになって再就職するまでの間、その間の腰掛け程度のきもちで、サッカーの枠の中で無責任な事を話すんだったら、辞めて欲しい。

一人でもイイから、本物のサッカー解説者がいても良いんじゃないか?
そうすれば、日本のサッカーだって金メダルが取れるようになる。

サッカー解説にもライセンス制度を設けたら?なんて無責任でおバカな発言は控えておこうね。

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